2019.02.21 誰もやったことがなく、見たこともない生地ばかり
だからこそお客様にも届けたいと思った。
CUSTOMER

ジェントリーを始める前は、縫製メーカーに約10年間勤めていました。そこでは、縫製や型紙制作、フィッティングといったスーツに関する基本的な技術を学んだほか、百貨店とのお仕事などもあり、様々な方とお知り合いになることができました。こうしてスーツ業界に長く携わっていましたが、ヴィンテージの持つ雰囲気や世界観が好きだったこと。古いものを大切にするかつてのヨーロッパの文化を知る共感したこと。そして、世の中には日の目を見ないヴィンテージ生地がたくさんあることに気付き、ジェントリーのオープンを決意しました。

こうして2004年に起業しましたが、当初はヴィンテージだけでなく、通常の生地を扱うことも考えていました。しかし、ヴィンテージ生地を見る度に、そのレトロな質感や見事な織柄など圧倒的な存在感に魅了されました。それに、ヴィンテージ生地専門のオーダーサロンはそれまで見たことがなく、『誰もやっていないこと』に、メキメキとやる気が湧いてきたんです。ヴィンテージ生地は探し出すことも簡単ではありませんが、これまでに培った人脈にも助けられながら、東奔西走する毎日です。それと、生地を見つける過程では、思わずお客様に伝えたくなる物語もあり、それもヴィンテージ生地の醍醐味。そういったストーリーもお客様にお伝えできたらと思っています。

『全く同じ生地はほとんどない、そこに果てしない魅力を感じる』

7~8年前に見つけたダンヒルのヴィンテージ生地です。上品な生地の質感と、ドットのようにも見えるシックなカラーが織り込まれており、さすが英国王室御用達のブランドらしい上質な雰囲気です。

こちらはイタリアのメーカー、トラサルディの生地です。業界でも信頼度がたかいスコットランドの生地だということに加え、クラシカルなツイードの風合いがお気に入りです。

近年復活したとも聞いていますが、かつて英国で絶対的な人気と信頼を置かれていたウェインシールのヴィンテージ生地です。赤のラインが特徴的ですが、全体として紳士的な雰囲気なので、ビジネスシーンでも着用できそうです。

まさに千差万別なヴィンテージ生地ですが、生地の長さは現在のものよりも短く、通常の方法ではスーツ一着分の生地が確保できないこともあるのです。それを確実にスーツやジャケットに仕立てられるのは、自分自身が積み重ねてきた経験や繋がりの賜物。今回ご紹介した生地は、店舗に生地のなかでもごく一部です。宝探しのような感覚で、ぜひ一度ご来店いただければ幸いです。


Warning: count(): Parameter must be an array or an object that implements Countable in /home/creative001/suit-gentry.com/public_html/wp-includes/post-template.php on line 310